こんにちは。
心技体のお手入れ専門トレーナー
矜恃ノススメ 西川菜緒子です。
暑っつぅ!と思ったらひんやりのおかしな気候ですが
作業してる山ではもう秋の実りの準備をしてました。

(クルミの実がもう出来始めてる!)
前回:[脱水を予防するには]では飲み物について書きましたが
今日は予防そのものについて考えてみたいと思います。
予防とは文字通り
起こってほしくない嫌なことを「予め(あらかじめ)防ぐ(ふせぐ)」こと。
だから脱水に関しても
“暑いから・運動するから水飲んでおこう”だけではなく
「元々うるおってる身体」であれば危険は回避しやすいはず。
水飲もう!水!!
…ということで、
どれくらい?どんなものを?どんなふうに?
飲めばいいかをお伝えしたいと思います。
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ご存知のように人間の身体の水分量は
乳幼児 70~80%
子ども 65%
成人 60%(女性55%)
老人 50% となっています。
水の主な働きは物質の溶解・物質の運搬・体温調節。
溶解は食べたものを溶かして栄養として取り込むために
必要な作業で水が行っています。
酸素や栄養素、不要物を廃棄するための運搬も水が行います。
水は細胞内・細胞外と存在する場所が分かれており
その細胞の内と外を行ったり来たりするやりとりも水が行います。
(やりとりは水の中のミネラルが働くから成り立ちます:参照 水分補給は中身が大事)
また水は元々の温度変化が少ないので
常に体温を一定に保つ調節をしてくれています。
(暑いときや運動時に汗をかくことも体温調節の1つ)
水は血液(80%が水分)だけではなく各器官にも存在しています。
割合はこんな感じ。
筋肉…75%
脳 …75~80%
脂肪…10~30%
骨 …10%
内臓…70~80%
目 …90%
皮膚…70%
テレビの外科手術のシーンや写真で見る内臓や何や
身体の中にあるものがぷるんぷるんして見えるのは納得ですよね!
硬そうな骨だって10%が水分なんですね。
成人男性の体水分率が60%なのに対して
女性が55%というのは女性は皮下脂肪が多いから。
筋肉には80%の水分があるのに、脂肪には10~30%しか水分がない。
…ということは
筋肉が少なくて脂肪の多い人のそもそもの脱水リスクは高くなります。
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私たちの身体からは普通に生活しているだけで
1日約2.4ℓもの水分が出て行っています。
何がどう出ていくかは割愛しますが(興味ある人は調べてみてね)
実際、食事以外でどれぐらい水分を摂るべきか?を言うと
最低でも1.5ℓ必要です(理想は2ℓ)。
これは普通に生活している人の場合なので
毎日汗をかき水分を失う人ならもっと必要ですよね。
スポーツ選手がどれだけ汗で水分を失っているかは
かく前とかいた後の体重を計ると分かりやすいです。
(体重の2%失うと脱水は始まっています。)
何にせよ
自分の身体を構成しているもの達に水分が足りなくなると?
…と考えてみて下さい。
パサパサ・カサカサの筋肉や骨や臓器の身体って
うまく働かなさそうですよね。
必要な酸素や栄養も行き届かない、老廃物もたまりがち…なんて身体で
スポーツのパフォーマンスが上がるとは考えられにくいです。
「元々うるおってる身体」になるには?と考えると実は
スポーツ選手は有利なんですよ。
筋肉は保水性に優れていて水の貯留タンクでもあるからです。
スポーツしている分の筋肉は常人よりついているので
選手が積極的に水を飲むことは
身体に水を保つことに繋がり脱水予防に確実に繋がります。
さらに脱水予防だけでなく
筋肉を良い状態に保つのに一役も二役も買ってくれます。
(筋肉細胞の内外で酸素や栄養のやりとりが水のおかげで
さかんに行われるため)
その証拠に(と言うべきなのか?笑) 怪我や故障をしやすかったり
違和感がある選手の身体は皮膚からすでに「かたっ…」と感じられます。
訊けば、ほぼ全員が「普段からあまり水は飲んでない」と答えます。
つづく
~ここまで読んで下さって多謝~