こんにちは。
心技体のお手入れ専門トレーナーの西川菜緒子です。
西川が
「今なぜこんな仕事をしているか」
「どんな人なのか」
知ってもらおうという自分語りシリーズです。
興味と根気のある方は読んでみて下さい![]()

機能訓練(リハビリ)型デイサービスで学んだことは
*高齢者の心と身体の実際
=年数を経た人体の重複する内科的かつ運動器の疾患
*心と身体を考慮したサポートができる知識とスキル
*高齢社会の全体的な仕組み …でしたが
一番磨かれたのは聴く力・話を聞き出す力でした。
(「デイのスタッフたる者、良きホステスたれ」という格言も作りました)
ここでも私の人生のキーマンが2人現れました。
1人めは面接後即採用してくれたオーナー(柔道整復師)。
ご自身もかつてはトレーナー志望だったので
私のことを理解してくれ
「健康運動指導士」という汎用性の高い資格があると教えてくれました。
ただ試験はかなり難しく受験資格の門戸自体が狭い![]()
けれど私には「保育士」資格があったので
段階や年数を踏めば可能性があると判明しました。
専門学校には行けないんやから
トレーナーになりたいなら
とにかくここから始めるしかない。
覚悟は決めたものの、いや~…
これまでで一番しんどい受験勉強でした。
範囲が多岐に渡り量も多い。
なのに勉強するポイントが分かる過去問が出回らない…![]()
(当時、終わったことがうれしくて撮った写真。
冊子が重たいので科目ごとに解体し持ち歩いてました)
年齢的に次はない!(気概がもう湧かない)と自分を鼓舞し
毎朝4:30に起きて時間を作りマラソンの練習や
家事や仕事の合間に細切れで勉強。
…と書くとカッコいいけれど
30代前半の保育士試験のときから
さらに私の脳は低下していました。
40過ぎての勉強は
「やる気はあるのに活字を読むと眠くなる」のです。
辛かった…。
眠くなる自分、内容が理解できない自分、記憶力ない自分…![]()
この時代は
高校生と中学生のサッカー男子二人は汚し盛り食べ盛り。
洗濯物の量も食べる量もすごかった…
ハンバーグなら挽き肉を1㎏とか照り焼きなら鶏もも8枚とか…
試験日が近付くにつれ、家事する時間が煩わしくて
「もう誰も服着るな!洗濯出すな!食べるな!汚すな!
家族なんか要らん!」と荒れていく私に
‟オカンの様子なんかヤバいぞ”と
家族も積極的に協力してくれるようになりました(早よしてくれ)。
16歳からもやもやしていた私が
やっと見つけた「本当にしたい仕事」。
だから…
どうしてもどうしても
この資格が欲しかった …
そしてポストの封書の中に
合格の2文字を見たときは玄関で雄叫びをあげました。
2人めのキーマンは
機能訓練指導員だった柔整師 I 先生。
I 先生は整形外科や施設勤務をしてきた人で
スポーツ科学オタクなだけだった私に
時にはシビアな、また示唆深い助言を下さり
「人様(特に高齢者)の身体にはタカをくくらず慎重に」ということを
背中で見せてくれました。
私が I 先生のリハビリ補助をする立場になると
体力テストのポイントや
麻痺がある人、頚椎や腰椎のヘルニア、脊柱管狭窄症、
人工膝関節・股関節が入った人への対応など少しずつ
教えて下さるようになり
この時の経験が後々いただく自治体の介護予防教室に繋がり
医学的なことにも詳しくなれました。
運動指導士に合格したので
次のステップに進むためこのデイは退職するのですが
同じ年にやっと実務年数が満ち
「介護福祉士」も取得しようとそのまままた受験生活に。
こちらは過去問が出回っていたので
運動指導士よりずっと勉強も取得も楽でした。
(保育士にしろ介護福祉士にしろ
国家資格の方が過去問が公開され勉強はしやすいと思う)
一方、ライフワークになったランニングですが
シンスプリント明けの翌年は
「BORN TO RUN」という本で新しい視界が開け
‟次はサブ4(フルで4時間切り)”を目指して練習を重ねていました。
しかし夏の終わり30㎞練習の翌日
足底筋膜炎になってしまいました![]()
(シンスプリントを診てくれた医師が勧めてくれた本です)
歩くのはもちろん立つのも辛い状態でリハ室へ。
トレーナーさんとPTの先生が二人がかりで時間もかけ
色々手を施してくれたのですが痛い状況は変わらず。
訊けばこの2日後、N先生 が来られると分かり
痛みで足を引きずりながら再びリハ室へ。
先生も私のことを覚えてて下さって
また飄々・はんなりとした雰囲気で
足の横ちょ、ふくらはぎなどを押さえてくれたら
痛みが無くなって立てたのです!!
アルプスの少女ハイジのクララみたいな感動でした。
ここで、はっきり確信しました。
この先生、やっぱり違う!
タダ者じゃない!!
リハ室に患者があまりいなかったのもあり
資格を取った話をしたら「へぇ~!」と褒めてくれたので
調子に乗ってあれこれ質問し
先生の来歴や今の立場なども教えてもらいました。
先生はやはり面白い経歴の人で
教育大学卒業後、スポーツトレーナーとして働くも
スポーツに打ちこめば打ちこむほど
怪我をしてしまうのはなぜか?
どうやったら治せるのか?
いや、そもそもどうやったら怪我しないのか?
という自分の疑問が深まり
当時はまだ珍しかった理学療法士(PT)の専門学校に。
PTになって働きつつ
ここ数年は大学教員として
後進を指導しながら大学院に通って研究しているとのことでした。
N先生はアスレチックトレーナー(AT)の資格もお持ちで
言わばプロ中のプロ。
オカン・オバチャンになってから
トレーナーを志した私とは経験はもちろん
身を置いてきた環境レベルはまったく違います。
けれども
どうやって上達するのか?
どうやって治すのか?
どうして怪我してしまうのか?
どうしたら怪我しないのか?
どうしたら怪我せず上達できるのか?
…と疑問に思っては
求める道程が同じように思え
この先生から学びたい!!という想いが一気に膨らみました。
数か月後、ちょっとした怪我をいいことに
リハ室に行けるようにしてもらい
N先生と再会を果たしました。
そして意を決して先生の連絡先を訊き
根負けした先生からアドレスを教えてもらいました。
つづく
ここまで読んで下さって謝々多謝![]()

